ニッキン抄

2022.12.02 05:01
ニッキン抄
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
 向田邦子さんが、幼い頃に豆腐屋で見た記憶をエッセーに書いている。「ひと月というのは、豆腐を何丁も積み上げたもの……」。白い塊が一丁ずつに切り分けられ、ふわりと水槽に浮かぶ。それが「一日」なのだと▼日付の下が四角いメモ欄になっているカレンダーを豆腐に見立てている。今年も残り1カ月の暦を眺め、その1編を思い出した。この1年を顧みると、ロシア...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連キーワード

ニッキン抄

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)