大和信金、旧榛原支店を無料貸し出し サテライトオフィスに活用

2022.11.30 20:02
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会見で宇陀市への協力について話す中村理事長(左から2人目、11月30日、宇陀市役所)
会見で宇陀市への協力について話す中村理事長(左から2人目、11月30日、宇陀市役所)

大和信用金庫(奈良県、中村正德理事長)は11月30日、旧榛原支店を宇陀市に無料で貸し出し「奈良サテライトオフィスうだ」として活用すると発表した。創業や企業誘致、移住定住の促進などに役立てる。


サテライトオフィスは、2023年度上期からの利用開始を目指す。旧店舗の1~3階部分を改装し、オフィス3室、ブーススペース(2人用)4室、コワーキングスペース(18席)として利用する。オフィスとブースは法人登記を可能にした。


同信金と宇陀市は包括連携で協力しており、今回のサテライトオフィスは同市が運営する。榛原支店は新築移転した。


同日の会見で中村理事長は、「全店舗にチラシを置き、希望する取引先への案内などで協力していく」と述べた。


金剛一智市長は、「宇陀市は農林水産省の推奨するオーガニックビレッジの第1号でもある。有機農業や薬草など新たな切り口で挑戦する企業の誘致に力を入れたい」と語った。

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