遠賀信金が「音と語り」のイベント ウクライナからメッセージも
2022.11.27 18:10
遠賀信用金庫(福岡県、岡部憲昭理事長)は11月27日、宗像ユリックスイベントホールで「おと&かたりの昼下がり2022」を開催した。年金受給者を中心に約500人が集まった。
今回は、ウクライナの平和を願うイベントとして企画。当初はウクライナ人のタラス・デムチシン氏の指揮による演奏を予定していたが、戦闘が激しくなっているため出国が許可されなかった。同氏はウクライナからのビデオメッセージで「インフラ設備の破壊で、1日4時間しか電気が使えない。しかし、ウクライナ人の心の光は明るい。今はウクライナのために貢献したい」と語った。日本経済大学に通うウクライライナ人留学生3人を招待したが、1人が病気のため入院し、2人が看病をするため欠席となった。
第一部は、響ホール室内合奏団とピアニストの植村和彦氏による演奏。バッハの「G線上のアリア」やショパンの「革命」を始め、ウクライナの著名な作曲家ミロスラフ・スコリフの「メロディー」を披露した。
第二部は、なるべく薬を使わず、その人本来の治る力を引き出す治療を行う「みらいクリニック」(福岡市)の今井一彰院長による講演。「自分の健康を守り人生を楽しむ健康法&体操」がテーマ。今井院長は、口呼吸を鼻呼吸に改善する「あいうべ体操」と足指のストレッチを行う「ゆびのば体操」の考案者。命の土台を支える体操として紹介した。
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