大分県信組など、宇宙ビジネスシンポジウウム開催
2022.11.24 19:14
大分県信用組合(大分県、吉野一彦理事長)と由布市など5者は11月24日、由布市で「由布院宇宙ビジネスシンポジウム」を開催した。旅館経営者や行政職員など100人が参加。水平型宇宙港に指定された大分空港が早ければ2022年度にも人工衛星を打ち上げるため、宇宙ビジネスの概要を学んだほか、観光活性化に向け、課題を共有した。
同信組と由布院温泉観光協会、由布院温泉旅館組合、おおいたスペースフューチャーセンターの4者は3月に、包括連携協定を締結。宇宙ビジネスを生かして由布院温泉の観光振興など経済活性化を目指しており、同シンポジウムは協定に基づく取り組み。
おおいたスペースフューチャーセンターの高山久信専務が「宇宙港となる大分空港と今後について」をテーマに講演した。その後、吉野理事長と高山専務、由布市の小石英毅副市長がパネリストとなり、大分県を訪れる欧米豪の事業家やエンジニアに長期滞在型の保養温泉地として受け入れ体制の整備の重要性などについて意見交換した。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%