MUFG、東南アジアでノンバンク2社買収 総額870億円
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は11月24日、フィリピンとインドネシアの個人ローン事業を展開するノンバンク2社の買収を発表した。2023年中をめどに、オランダに本社を置くホームクレジット(HC)から両国の現地法人の株式を総額5億9600万ユーロ(約870億円)で取得する。
HCはアプリで完結する個人ローンや多様なデータを活用した独自の審査モデルが強み。現法2社が展開するコンシューマーファイナンス事業は両国のPOSローン市場シェアでそれぞれ首位に位置するという。
MUFGはHCフィリピン子会社の株式を100%、インドネシア子会社は85%取得する。買収後は三菱UFJの連結子会社であるタイのアユタヤ銀行が2社の議決権の75%を保有し、同行を主軸に東南アジアにおけるリテール事業を強化・拡大する。
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