鹿児島相互信金、園児とアマモ植え付け 海洋保全学ぶ

2022.11.22 20:16
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笑顔でアマモを植える園児(11月22日、指宿市)
笑顔でアマモを植える園児(11月22日、指宿市)

鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)は11月22日、指宿市の児ヶ水海岸で海草「アマモ」苗の植え付けを行った。10月に山川町漁業協同組合とSDGs(持続可能な開発目標)共同宣言を行っており、海洋保全の取り組みの一環。


植え付けたのはコスモス幼稚園に通う園児26人。取り組み意義などの説明を受け、浅瀬で水中に沈んだ苗を覗き込みながら植えた。園児の一人は「育てた苗で海がきれいになってほしい」と笑顔で話した。地域支援部の担当者は「体験型の取り組みを通してSDGsを自分ごととして考えてもらえれば」と強調した。苗は10月に園児が育てたほか、同信金指宿支店(山﨑政仁支店長)や取引先数社も手伝った。


山川町漁協は沿岸域の保全や小魚の隠れ家になる藻場の育成に力を入れている。漁協が信金と連携する例は珍しい。同漁協の川畑友和理事は「企業の社会的責任を果たすことにもつながり、こうした活動が全国に広がってほしい」と話した。

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