三井住友海上プライマリー生命、「エグゼクティブセミナー」開催 地域銀・信金役員ら60人参加
2022.11.22 19:34
三井住友海上プライマリー生命保険は11月22日、東京都内のホテルで金融機関の経営陣を招き「エグゼクティブセミナー」を開催した。全国の地域銀行や信用金庫の役員ら60人が参加した。
冒頭、永井泰浩社長があいさつ。10月1日の開業20周年などを踏まえ、「第二の創業期と位置付け、契約者や金融機関の課題解決をお手伝いできる商品・サービスの提供に努めていく」と語った。
セミナーでは、竹中平蔵・慶応義塾大学名誉教授が基調講演で登壇。続く第2部では、「地域金融機関の難局を明るい展望へ」と題し、東洋大学の野崎浩成教授が講演した。
今後のリテール営業に関して野崎氏は「ネット証券などの新規参入で厳しさが増すなか、付加価値をどこで発揮するのかを再考すべき」と指摘。また、顧客との信頼をより深めるべく、「良いものはよいと本音で進言できる『セカンドオピニオンバンク』になってほしい」と期待を込めた。
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