三菱UFJ信託銀、株式報酬セミナー開催 地域銀24行が参加
2022.11.21 19:01三菱UFJ信託銀行は11月21日、人的資本経営の観点から株主報酬制度の活用を促す地域銀行向けオンラインセミナーを開催。地域銀24行から32人が参加した。人的資本の捉え方では、従業員は価値創造の担い手として投資の対象となる。
地域銀の株式報酬制度は、役員向けは多いが従業員向けの導入は進んでいない。こうしたなか、三菱UFJ信託銀では「人的資本経営の注目が高まるとともに、従業員に株で報酬を付与することを検討する地域銀のニーズが高まっている」という。
従業員へのインセンティブは金銭と株式報酬で導入可能。ただ、株式付与にした場合の長所は、「従業員の頑張りによる成果の果実を株価上昇と増配で享受できる」点にある。加えて、将来に向けたエンゲージメント向上にもつながる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 静岡銀、桃鉄金融ゲーム普及へ 地域課題と投資学ぶ
- 金融庁、接触頻度を調査 「ゼロゼロ融資のみ」の取引先対象に
- 3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
- 地域銀・信金、内部の「再生人材」育成 外部研修で支援手法学ぶ
- みずほ信託銀、銀座に新たなランドマーク 地権者のビル開発支援
- 野村証券調布支店、課題解決起点で収入倍増 相続・不動産活用切り口に
- 金融庁、監督・検査体制を一体化 総括審議官がモニタリング指揮
- 野村AM、地域銀の退職者助言を支援 〝60代だけ〟新部署が始動
- 阿南信金、手束理事が新理事長に 30年ぶりのトップ交代
- 千葉銀・千葉興業銀、「経営統合を含め対話継続中」 一部報道でコメント