鹿児島県プロ人材拠点、求人相談会開く　課題解決後押し

鹿児島県プロフェッショナル人材戦略拠点は11月18日、鹿児島市内でプロフェッショナル人材求人相談会を開いた。販路拡大や社内マネジメントなど経営課題の解決に専門人材を求める企業を後押しする狙い。求人相談会は今回で12回目。

製造や建設、介護など幅広い業種の企業12社が参加した。求めるスキルや人材像、想定業務などを事前に提出しており、パーソルキャリアやマイナビなどの人材紹介事業者10社が相談に応じた。

鹿児島県内では人手不足感が高まっており、鹿児島県プロ人材拠点の木場信人マネージャーは「人材ニーズは高い。金融機関と連携して補助金の活用を提案するなど採用を支援する」と強調した。

2016年1月の設置以降10月末までに、同拠点が支援した人材マッチング成約件数は累計382件で、九州地区では福岡県に次ぐ実績がある。累計成約件数の5割が求人相談会を通じた成約になっている。