大阪シティ信金、健康産業を支援 ビジコン最終審査開催
2022.11.18 19:19![髙橋理事長(右下)とファイナリスト進出者たち(11月18日、QUINTBRIDGE)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2022/11/ON大阪シティ.jpg)
大阪シティ信用金庫(大阪市、髙橋知史理事長)は11月18日、大阪産業局と共催の「健康産業有望プラン発掘コンテスト2022」の最終審査を行った。ファイナリストの10件から大阪府知事賞(最優秀賞)、優秀賞、大阪シティ信金賞を表彰した。
2017年から開催し、今回で6回目。最優秀賞には「睡眠時データから活動能力を推定するSAAシステム」のRehabilitation3.0が選ばれ、事業化支援資金50万円を贈った。
優秀賞は認知機能を計測する電子瞳孔計を開発するウラタニ・ラボで同20万円を贈呈。大阪シティ信金賞は、大人から始めるなわとびエクササイズのJUMPLIFE、歯周病菌の早期発見などをテーマにしたビズジーンが選ばれ、同10万円が贈られた。
髙橋理事長は、同信金が大阪・関西万博のヘルスケアパビリオンに展示ブースを構えるとした上で「テーマは『未来の⽣活スタイル〜スマートルーム〜』。今回の応募者の中にも該当する事業があるかもしれない。事業化に向け支援したい」と話した。ファイナリスト10件には大阪産業局と伴走支援し、事業化を後押しする。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発