福岡リアルティ 不動産・金融経済交流会を開催
2022.11.15 19:06
上場不動産投資信託の資産運用会社「福岡リアルティ」は11月15日、福岡市内のホテルで日本不動産研究所と「第14回不動産・金融経済交流会」を開催した。金融機関、行政機関、地元不動産業者など約160人が参加した。
2008年から毎年開催しており、会場でのリアル開催は3年ぶり。交流会は不動産証券化協会認定マスターの継続教育講座に指定されている。
ニッセイ基礎研究所の久我尚子生活研究部上席研究員が、「コロナ禍と個人消費~ウィズコロナの振り返りとポストコロナの予測」と題して講演。物価高に対する意識と行動、新型コロナ禍における行動、買い物手段、食生活、教養娯楽生活などの変容、多様な人材の活躍と価値観の多様化などについて話した。
続いて、ボストンコンサルティンググループの井上潤吾マネージング・ディレクター&シニア・パートナー福岡オフィス代表が、「イノベーションと組織の活性化」について講演。イノベーションを実現するための組織体制を踏まえ、福岡経済の活性化に向けた産業創造の要素からの視点と海外事例からの視点から見たヒントを提示した。
講演終了後にコロナ禍ということもあり、飲食を提供しない名刺交換会が開かれ、参加者同士の交流ネットワークの形成やビジネス交流の場を提供した。