城南信金、ナノファイバーで新商品 サレジオ高専と協力
2022.11.15 19:05
城南信用金庫(東京都、川本恭治理事長)は11月15日、サレジオ工業高等専門学校でナノファイバーを活用した新商品開発の「企画提案プレゼンテーション」を開催した。よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信金)と同校の連携協定による活動。
関西電子(東京都大田区)がペットボトルを再利用して開発した素材ナノファイバーの商品化に、デザイン学科の学生らが「デザイン実習」の授業として協力した。
8月に同社工場の見学から始まり、毎週の学内ワーク、10月の中間プレゼンなどを経て、今回の最終提案を迎えた。
デザイン学科4年生の10人が、各自の持ち時間5分間で新商品のプレゼンと関西電子との質疑応答を行った。
発表では、ナノファイバーの消臭効果を利用した各種商品や、親水性を生かした植物プランター、吸水性に着目したタオル、ろ過性を使った浄水器などが提案された。