三井住友銀、ベトナム決済事業者と提携 株式13億円取得
2022.11.11 18:50三井住友銀行は11月11日、ベトナムの決済事業者との資本提携を発表した。関係当局の許認可を前提に、同社の13億円相当の株式を取得する。現地の提携金融機関などとのシナジー効果を発揮し、SMBCグループのアジアでの成長戦略を強化する。
三井住友フィナンシャルグループは2020年度開始の中期経営計画(3カ年)で「アジアのフランチャイズ拡大とデジタル金融強化」を掲げている。
21年にベトナムの商業銀行VPBankの100%子会社で、現地のコンシューマーファイナンス業界最大手のFE Creditの株式を49%取得。
今回、同行は個人を中心に決済サービスやローン商品を提供する「Smart Net Trading Service Joint Stock Company」と資本提携し、FE CreditやVPBankの業容拡大に貢献する。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%