西日本FHD、22年4~9月純利益13.8%減の135億円
2022.11.10 19:52
西日本フィナンシャルホールディングス(FHD)が11月10日に発表した2022年4~9月期決算(連結)は、経常収益が前年同期比5.4%増の738億円、経常利益が同17.7%減の190億円、純利益が同13.8%減の135億円だった。米国の金利上昇を受け国債等債券損益で22億4900万円の損失計上などが響いた。
西日本シティ銀行単体では、業務粗利益が3.6%減の503億円、コア業務純益が10.3%増の198億円、中間純利益は22億2800万円減の116億円。
長崎銀行単体は、業務粗利益が2.9%減の17億円、コア業務純益が7.8%増の1億2400万円、中間純利益は7900万円増加し1億8700万円。
西日本FHDの業績予想は、10月に九州リースサービスとシティアスコムをグループ会社化したことから、5月12日の予想値に比べて当期純利益を10億円上方修正し260億円を見込む。
村上英之社長は会見で、「米国金利の急上昇で増収減益となったが、足元では計画を上回るなどまずまずの決算」と総括した。
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