武蔵野銀、ビール売上金10万円を寄付 「献上蛍」復活へ
2022.11.09 14:48
武蔵野銀行は11月9日、さいたま市の小麦生産を復活させ、その小麦を使って製造した創業70周年記念クラフトビールの全売上金10万円を氷川ほたるの会に寄付した。
同日、さいたま市大宮区の武蔵一宮氷川神社拝殿を長堀和正頭取ら関係者が訪れ、正式参拝後、玉串を奉納。その後〝氷川ほたるの会〟の会長である東角井真臣権宮司に寄付金の目録を贈った。
大宮はかつて皇室に蛍を献上するほどの蛍の名所だったが、今は開発が進みその面影はない。東角井権宮司は「8年前に半ば冗談で言った〝蛍の復活〟だったが、会の活動で昨年は1匹が野生した。蛍の飛び交う場所にしたい」と意欲を語った。寄付された10万円は同神社の〝蛇の池〟の清掃や整備など蛍の生息できる環境づくりに活用される。
長堀頭取は「記念ビールを購入されるお客様には〝ほたるの会〟の取り組みを紹介、売上金を寄付することを理解して購入いただいた。その思いも込めて贈呈したい」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%