鈴木金融相、SMBC日興「改善計画は出発点」

2022.11.08 18:17
金融庁 事件・不祥事
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

鈴木俊一金融相は11月8日、相場操縦事案などをめぐりSMBC日興証券が金融庁に業務改善計画を提出したことについて、「今後の経営改善に向けた出発点である」と指摘した。同社の改善計画や近藤雄一郎社長を半年間無報酬とする人事処分に関しては、「当社において主体的に判断されるべき事項であり、評価は控えたい」と述べるにとどめた。


SMBC日興証券と親会社の三井住友フィナンシャルグループは金融庁の行政処分を受けて同4日、同庁に改善計画を盛り込んだ報告書を提出した。鈴木金融相は、「経営陣が強い主導力を発揮をして実効性のある経営管理体制を構築し、業務改善が着実に実施されていくか、しっかりとフォローアップをしていきたい」とも話した。

すべての記事は有料会員で！
無料会員に登録いただけますと１ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連キーワード

金融庁 事件・不祥事

おすすめ

アクセスランキング（過去１週間）

  1. 住信SBIネット銀、短プラレート引き上げ　16年ぶりに改定し5月から年1.775％
  2. 金融庁、「ウェブ3」へ規制見直し　与党から難度高い要請
  3. 銀行・信金、6割が来春初任給引き上げ　「大卒26万円」目安に
  4. 信金中金、データ活用力強化へ　組織や研修体制整備
  5. 信金、担当地区の錯綜解消急ぐ　渉外係訪問を効率化
  6. 内閣府、中小のDX支援の補助事業　59先採択、6月に2次公募も
  7. みずほG、顧客情報のAI分析に着手　営業提案に活用 地域銀へ外販も
  8. 地銀、農業支援に奔走　専門部署設け多面的サポート
  9. 愛知銀、行内カンパニーが課題解決、横断型専門チームで提案高度化
  10. 三菱UFJ銀八事支店、総合力で総資産の活用提案　PDCA意識が収益に貢献