武蔵野銀、小麦6次化の新製品発表 薬膳で商品価値高める

2022.11.07 19:40
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完成した商品を紹介する魔女のコッペンパの菅原宏美店長(中央)と日本薬科大の学生
完成した商品を紹介する魔女のコッペンパの菅原宏美店長(中央)と日本薬科大の学生

武蔵野銀行は11月7日、さいたま市産小麦粉を使った「焼き菓子新商品完成報告会」を本店M’s SQUAREで行った。さいたま市内での小麦生産復活とその小麦を使って6次産業化を目指すプロジェクトの一環。


焼き菓子はさいたま市のカフェベーカリー・魔女のコッペンパがプロジェクトで収穫した小麦を使って製品化した。漢方や薬膳といった食と健康に関する豊富な知見を有する日本薬科大学が協力。漢方研究部(40人在籍)の学生4人が3回の試食で助言などを行った。


発表会では、高血圧予防や消化吸収を助けるとされるいちじくを使った魔女レーヌ(マドレーヌ)や血流改善などに効果があるとされる金柑を使ったフィ魔ンシェ(フィナンシェ)など7種の焼き菓子が披露された。同行グループの地域商社・むさしの未来パートナーズの購入型クラウドファンディング「IBUSHIGIN」での限定販売後、実店舗で市販する予定。


長堀和正頭取は「ただ単においしいだけではなく、プラスアルファが必要と、日本薬科大学に協力をお願いした。食と健康、癒しなどをテーマに共同開発できた」と関係者に感謝した。

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