千葉銀、京葉銀 本店前の道路活用し賑わい創出

2022.11.05 06:14
地方創生
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昼食時に思い思いの時間を過ごす人々(11月4日、千葉銀本店前)
昼食時に思い思いの時間を過ごす人々(11月4日、千葉銀本店前)

千葉銀行と京葉銀行は、自行店舗前の道路空間を生かした賑わい創出に取り組む。京葉銀は10月28日、千葉銀は11月3、4日、SDGs(持続可能な開発目標)推進に向けてキッチンカーなどを出店するイベントを開催した。


京葉銀は7月に続き、食品問題をはじめ様々な地域課題の解決を目指す「CHIBA SDGs Parklet Project」をJR千葉駅近くの本店営業部前で実施した。前回の2倍を上回る食品ロスの削減やフェアトレードに取り組む15社・団体が出店。飲食エリアやフードドライブの寄付コーナーを設置したほか、障がい者就労支援団体による販売やバイオプラスチック製品を扱うスペースも設けた。



仕事帰りに立ち寄る姿も多く見られた(10月28日、京葉銀本店営業部前)
仕事帰りに立ち寄る姿も多く見られた(10月28日、京葉銀本店営業部前)

当日は11時30分から20時まで開催し、500人以上が来場。環境負荷軽減に向けた取り組みに関するアンケートも行うなど、道行く人たちにSDGsへの理解を求めた。


千葉銀は本店前の道路がトンネル化したことで生まれた上部空間を有効活用するため、千葉市や国土交通省と社会実験イベント「STAY STREET」を企画。本店前の道路空間に取引先のキッチンカーなどが出店したほか、グループ会社や同行が携わる農業法人で取り扱う商品などを販売した。


会場には一部人工芝を敷いてベンチを置くなど「居心地が良く滞留したくなる空間を意識」(経営企画部)。同行が掲げる地域社会との共生に向けて同空間を生かしていく考え。

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