日本総研、美大と共同拠点設立 コンサルとデザイン融合

2022.10.26 20:23
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日本総合研究所は11月1日、武蔵野美術大学と共同研究拠点「自律協生スタジオ」を同美大市ヶ谷キャンパス内に設立する。日本総研のコンサルティング機能と美大のデザイン力を融合させることで地域活性化の実現を目指す。


両者は自律協生社会を「主体的・自律的に生きる個人が自由を享受しつつ、他社や自然、テクノロジーと力を合わせる中で創出される生き生きとした社会」と定義。研究プロジェクトでは「自律」と「協生」の両面から、地域社会のデザインおよび実践を目指す。また、研究の過程で地域活性化に必要なスキルを特定し、人材育成に活用する。


まずは武蔵野美術大が関わる北海道森町や熊本県天草市など4地域を研究対象とし、現地でのフィールドワークなどを通じて地域住民が主体的に自治体や企業らと連携する社会の仕組みづくりを研究する。


今後は日本総研の自治体や大企業とのネットワーク、武蔵野美大の約7万人のOBらを巻き込んで活動地域や規模を広げる。設立を記念し11月1日に同拠点でシンポジウムを開催する。

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