奈良信金、高専生に金融教育 成年年齢引き下げで

2022.10.26 19:02
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クイズ形式を交えながら授業が行われた(10月26日、奈良高専)
クイズ形式を交えながら授業が行われた(10月26日、奈良高専)

奈良信用金庫(奈良県、田村好美理事長)は10月26日、奈良工業高等専門学校(奈良高専)の3年生を対象に金融教育「ならしんスクール」を実施した。高専生向けに金融教育を行うのは初めて。


授業は今年から成人となる3年生が対象で、政治・経済の授業の中で、3日間で5クラスに実施する。受講生は約200人。同信金経営企画本部の職員が講師を務める。


内容は「成年年齢引き下げ」と「資産形成」の2部構成。前半は成人年齢引き下げによって可能になったことやローン、クレジットのメリット・デメリット、金融トラブルなどについて解説。後半ではライフプランヒアリングシートを実際に使い、資産形成についてレクチャーした。学生は一生懸命に聞き、メモを取っていた。


授業後には「学生の間に読んだ方がいい本はありますか」と質問があった。同信金では「今後も地域金融機関として、高校などの教育機関と連携していきたい」(経営企画本部)としている。

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