【PR】第4回 結ぶ、ひろがる~地域金融機関と連携し、高知県産品企業の販路拡大をサポート

2022.11.01 04:51
商工中金×地域金融機関 #ともに支える 私たちのストーリー
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商工中金は地域の中小事業者の事業継続・安定化をはじめ、地域金融機関の皆さんと幅広い分野で連携し、地域活性化に力を入れています。シリーズ「商工中金×地域金融機関 #ともに支える 私たちのストーリー」の第4回は、商工中金高知支店が、高知銀行と幡多信用金庫とともに「第2回高知まるごと商談会」を開催した事例を紹介します。


■「第2回 高知まるごと商談会」を開催
広大な太平洋に面し、海・山・川の大自然にはぐくまれた、南国土佐。

高知県は、ゆずや生姜、鰹やうなぎ、お酒など自慢の逸品が多く、特色ある商品は消費者に大変人気があります。一方、商材を扱うセラー企業はコロナ禍で展示会や出張が減少し、「高知県産品の全国展開、海外輸出」といった販路拡大の機会が少なくなっていました。

商工中金では、セラー企業であるお客さまの県外への販路拡大をサポートすべく、地域金融機関と連携し、バイヤー企業とのご縁を結ぶ「商談会」の開催に力を入れています。商工中金高知支店では、2022年7月に2020年に続いて第2回目となる「高知まるごと商談会」を対面開催しました。





(セラー企業 おすすめ商品の一例)




■勉強会で、商談をワンランクアップ
商談会に先立ち、商工中金高知支店では、高知大学の土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業(以下土佐FBC)とINPIT高知県知財総合支援窓口から講師を招き、「商談をワンランクアップさせる」勉強会をリモート開催しました。

土佐FBCでは高知県の産学官が連携し、生産・加工・流通・販売を総合的につなぐ専門人材「フードビジネスクリエーター」を育成する教育プログラムを実施しています。商工中金高知支店の職員2名が本プログラムに参加していたことから、本講義が実現しました。

講義では「こだわり価値の伝え方~商談会を効果的に行う方法」と題し、自社商品PRにおける伝え方の工夫をお話頂きました。商談会を「普段リアルに会えない人と会えるチャンス」と位置づけ、商品提案書(FCPシート)の書き方のコツや事前準備の大切さを伝授。実践を見据えた商談のロールプレイも実施され、食ビジネスのプロフェッショナルの視点からセラー企業に寄り添った講義が行われました。

INPIT高知県知財総合支援窓口からは「知的財産の有効活用」と題し、人、モノ、金に並ぶ経営資源としての知的財産権の重要性や商標制度の概要を講義いただきました。INPITは産業財産情報の提供や人材育成の支援等を通じ、産業社会の発展に貢献する組織です。47都道府県に知財総合支援窓口を設置し、地域に根付いた支援を行っており、セラー企業は気軽にサポートを受けることができます。

※商工中金高知支店は国立大学法人高知大学次世代地域創造センターと「高知県の食品産業の振興に関する協定書」を、INPIT高知県知財総合支援窓口と「包括連携に関する協定書」を締結しています。



高知県産食材を県外・海外へ
今回の商談会のテーマは、「高知県産食材を県外・海外へ」です。バイヤー企業として首都圏を中心に店舗展開するAKOMEYA TOKYOと海外販路を持つ鈴木榮光堂を迎え、高知銀行、幡多信用金庫、商工中金のお客さま14社がセラーとして参加しました。

バイヤー企業のニーズは、「こだわり、ストーリー性を重視したい」「類似品と明確に差別化できる要素が欲しい」や「味、価格、商品デザイン、賞味期限の長い商材を求める」などさまざまです。セラー企業は事前の勉強会を基に準備を重ね、1日商談に臨みました。

商談会は、高知銀行の本店で開催しました。一般財団法人高知県地産外商公社がアドバイザーを務め、各金融機関の担当者もバイヤーとセラーの商談をサポートするとともに、今後の本業支援に活かすべく商談に同席しました。当日は、NHK高知も取材に訪れるなど盛況な商談会となりました。

参加した企業からは「久々の対面形式での商談会であり不安もあったが、深い話ができて良かった」「県内外を問わずこのような機会があればまた参加したい」など、好評の声が多く聞かれました。


また、価格や海外における規制など課題やバイヤー企業が求める商品像、そして最先端の市場動向を学ぶ有意義な場となりました。

一方、バイヤーからは、「色んな県の商談会に参加するが、魅力的な商品の中でより差別化出来る商材が見受けられたので、高知県はかなりポテンシャルが高い」と高く評価されました。


(商談会の様子。左:バイヤー、右:セラー )


 



(テレビ取材の様子 )


■ご縁結びはこれからも深く、長く
商工中金にとって今回の商談会は、お客さまの販路拡大支援はもちろん、本業に対して踏み込んだ情報を得ることができました。商談会後も、セラー企業及び各地域金融機関へのアフターフォローを実施し、ご縁結びをサポートしていきます。

また、高知銀行、幡多信用金庫とは本件を機に連携を深め、従来以上に、ともにお客さまを本業およびファイナンス面でサポートする機会が増えています。

商工中金では、今後ともお客さまの課題解決に繋がる金融面のサポートに加え、地域金融機関や関係機関と連携し、全国ネットワークを活用した中小企業間のビジネスマッチングをサポートしてまいります。



(商談会終了後の集合写真。高知銀行 海治 頭取(前列中央左)ほか、 商工中金 岡 高知支店長(前列中央右)、セラー企業、共同で開催頂いた金融機関、ご協力頂いた高知大学(土佐FBC)、 INPIT高知県知財総合支援窓口にもご参加いただきました 。)


 


 

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