北日本銀、新野球場の命名権 1389(いざやきゅう)万円で取得

2022.10.19 09:42
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「きたぎんボールパーク」のロゴ入りボールを手に撮影に応じる(左から)谷藤裕明盛岡市長、石塚頭取(10月18日、盛岡市役所)
「きたぎんボールパーク」のロゴ入りボールを手に撮影に応じる(左から)谷藤裕明盛岡市長、石塚頭取(10月18日、盛岡市役所)

北日本銀行は10月18日、スポーツを通じた地域貢献のため、岩手県と盛岡市の共同保有施設である「いわて盛岡ボールパーク」の施設命名権(ネーミングライツ)を取得した。愛称は「きたぎんボールパーク」に決定。金額は「いざ、野球へ」「いざ、パークへ」の意味を込めて1389万円にした。


いわて盛岡ボールパークは、盛岡市南部の盛岡南公園内に建設中の野球場。2023年春に完成予定。岩手県営野球場と盛岡市営野球場の老朽化により、建設されている。


ネーミングライツの募集は、8~9月に行われた。金額は年額1000万円以上、期間は23年4月から5年間。評価項目は①愛称、デザインは適切か②ネーミングライツ・パートナーとして適当か③経営の安定性④提案金額。地元企業4社が応募した。


同行は創立80周年記念事業の一環で応募。金額の設定では、「いい野球(1189万円)」や「行こう、野球へ(1589万円)」のアイデアも出たが、競合他社を上回り、同行の意気込みを伝える価格として1389万円に設定した。結果、2位の企業は1300万円、3~4位の企業は各1000万円だった。同行は、2位の企業に「野球」「パーク」の語呂合わせにあたる89万円差で権利を得た。


盛岡市役所で行われた契約締結式で、石塚恭路頭取は「当行はプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスやサッカーJリーグのいわてグルージャ盛岡、プロバスケットボールの岩手ビッグブルズなどを応援してきた。今回、野球のみならず、多目的利用が可能なボールパークのネーミングパートナーに選んでいただき、大変ありがたい」と述べた。

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