北陸銀、寄付先選べる自販機 関連施設などの20台切り替え

2022.10.18 18:41
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寄付型自販機から飲み物を購入する行員(10月18日、北銀アルプスビル食堂)
寄付型自販機から飲み物を購入する行員(10月18日、北銀アルプスビル食堂)

北陸銀行は10月18日、本部関連施設などの自動販売機20台を寄付型自販機に切り替えた。売り上げの一部をSDGs(持続可能な開発目標)に積極的に取り組む地域の団体に寄付する。一台ごとに寄付先が指定されており、利用者は食堂などに複数台設置された自販機のなかから寄付したい団体を選ぶことができる。


寄付型自販機は飲みものを買うだけで無理なくSDGsに参加できるのが特徴。そこに、「寄付先を自ら選ぶ」という要素を加えることで、「行員がより能動的にSDGsに触れる機会をつくりたい」(経営企画部)という思いが込められている。


同日付で 北陸コカ・コーラボトリングと自販機設置者のホクタテ(上願宏幸社長=元北陸銀取締役常務執行役員)が、寄付先と支援自販機設置に関する協定を締結した。寄付先は、日本赤十字社富山県支部、富山県文化振興財団、とやま緑化推進機構、とやま環境財団、富山県体育協会。


今後、北陸3県の営業店に設置済みの30台も寄付型に切り替えていく予定で、寄付先は支店ごとに相談して決める。新たな候補として、地元プロスポーツチームなどが挙がっているという。本店など店外に自販機を設置しているところでは、地域住民も利用することができる。

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