鹿児島県プロ人材拠点がセミナー、専門人材活用呼びかけ
2022.10.14 20:05
鹿児島県プロフェッショナル人材戦略拠点は10月14日、鹿児島市内のホテルで「プロ人材活用セミナー」を開いた。経営課題の解決へ副業・兼業人材の活用を呼びかけ、経営者の意識向上につなげる狙い。木場信人マネージャーは「経営環境が変化するなかで、専門人材を活用し経営課題を解決する一助にしてほしい」と話した。
セミナーは対面とオンラインのハイブリット型で行い、合計約70人が参加した。PwCコンサルティングの木本留理子氏はデジタルトランスフォーメーション(DX)に到達するまでのプロセスなどを解説。「DXは小さな成功体験を繰り返すことやデジタル技術をどう取り込むかを意識することが大切」と強調。「デジタル化の初期段階では全体を設計するプロデューサーの役割を果たす人材が必要」と外部人材の活用を訴えた。
パーソルキャリアの茂手木誠氏は「プロ人材には丁寧かつ詳細な指示を出すことが必要で、業務内容も明確に絞ることが求められる」と話し、外部人材を活用する際の留意点を伝えた。