三井住友銀、シ・ローンにクラウド導入 紙や郵送4.5万件削減
2022.10.14 19:37三井住友銀行は10月14日、国内シンジケートローンのエージェント業務にクラウドサービスを導入したと発表した。シンジケートローンの事務システムとクラウドサービスとの連携は国内初。参加金融機関への通知や情報共有を電子化することで、業務に係る年間約4万5000件のFAX・郵送を削減する。
エージェント業務は、シ・ローン期間中の事務代行として参加金融機関の元利金の受け渡しや契約の管理を行う。顧客や参加金融機関がクラウドサービスを導入することで、ローンに関する案件情報や通知書面などをクラウドで閲覧・ダウンロードが可能になり、書面を削減できる。
また、情報の一元管理が可能になることで、過去の情報を顧客の課題解決につなげるなどデータ利活用を見込む。