浜松いわた信金、新本店棟を移転開店 再生可能エネルギー導入も
2022.10.11 19:43
浜松いわた信用金庫(浜松市、高栁裕久理事長)は10月11日、旧本店跡地に新本店棟を移転開店した。1階は本店営業部(久島廣也部長=職員38人)、2、3階は個人客の総合相談窓口「夢おいプラザ浜松」や関連会社などが入居。4階には最大216人が利用できる大会議室「夢おいホール」を設置した。
同棟は、中部電力ミライズが提供する再生可能エネルギー「静岡Greenでんき」を導入。年間で約370トンの二酸化炭素排出量削減を見込むなど環境に配慮した。
近隣の板屋町・伝馬町各支店は、本店営業部を母店とするエリア・パートナー店となり、3カ店でカタログギフトなどが当たる抽選会を開催。本店では2023年の大河ドラマ「どうする家康」放送開始に向けたイベントも展開する。徳川家康ゆかりの地を紹介するパネル展や、家康の出世城とされる「浜松城」内を3D画像を通じて散策できるコーナーも設置した。
当日のオープニングセレモニーには御室健一郎会長や高栁理事長らが出席し、テープカット。御室会長は「新しいサービスや情報を発信する拠点として活用する」と挨拶した。

建物は鉄骨造り4階建て。敷地1701.59平方メートル、延べ床4493.35平方メートル。本店にはATM3台、貸金庫520函を設置。33台分の駐車スペースを備える。なお、本店棟と空中通路で接続する10階建ての新本部棟は、23年秋に完成予定。新住所は静岡県浜松市中区元城町114番地の1。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 盛岡信金、破たん温泉旅館を再生 観光客誘致し地域活性化
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 銀行界、新引き当て基準対応 本格化 予想信用損失モデルへ移行
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進