お別れの会 故岸一郎・元徳島銀頭取 600人が故人しのぶ
2022.10.11 19:16
徳島大正銀行は10月11日、徳島市のJRホテルクレメント徳島で、7月10日に87歳で死去した岸一郎・元徳島銀行頭取の「お別れの会」を執り行った。地元経済界や金融機関などから約600人が参列し、故人の人柄や功績をしのんだ。
遺影とともに徳島大正銀のロゴマークをしつらえた祭壇に、参列者が白い花を順に献花した。会場の一角では出生時からの軌跡を紹介する写真パネルを展示。家族と過ごす様子をはじめ、入行後の職務風景や同僚との旅行、部活動、頭取時代の姿などが並べられたほか、2004年11月に受章した旭日小綬章の勲章なども飾られた。
故人は、インストアブランチの開設や環境マネジメントの国際規格ISO14001の認証取得、預金残高1兆円の達成など、頭取として同行の発展に尽力。退任後も、経済団体の役員や上場企業の社外取締役を歴任するなど、多方面で活躍を続けた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%