北国FHD、シンガポール現法が営業開始 コンサル提供し取引拡大へ

2022.10.04 19:03
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北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は10月4日、グループ子会社のCCイノベーションが同3日にシンガポール現地法人の営業を開始したと公表した。設立は7月で、9月末に営業を停止した北国銀行シンガポール支店が手がけてきたコンサルティングなどの業務を引き継いだ。


シンガポール現法は現在4人体制で、1人は現地スタッフ。年内にさらに3人を現地採用する予定。事業内容はコンサルティングと投融資業務など。


北陸3県(富山、石川、福井)を中心に北国FHDグループと接点がある企業の課題解決をサポートするとともに、将来的には現地企業との取引も拡大していく。


北国銀シンガポール支店は閉鎖に向けて準備を進める。北国FHDは、シンガポール支店の閉鎖で国際基準行から国内基準行に転換し、創出される余剰資本1026億円を成長戦略や株主還元に振り向ける。


同社の海外現地法人はタイ、ベトナムに続き3拠点目。

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