3メガなど20行、ことら送金を10月11日開始
2022.09.30 21:413メガバンクを含む銀行20行は、10月11日から、小口決済「ことら送金」のサービス提供を第一陣として開始する。運営する、ことら(川越洋社長)が9月30日に明らかにした。相手の携帯電話番号やメールアドレス宛てに、スマートフォンアプリを通じて簡単に10万円以下の個人間送金をできるようになる。
20行の内訳は、みずほ、三菱UFJ、三井住友、りそな、埼玉りそなの大手行5行と、足利、常陽、横浜、山梨中央、十六、百五、関西みらい、南都、山陰合同、広島、福岡、佐賀、十八親和、みなと、熊本の地域銀15行。
そのうち、みずほ、三菱UFJ、三井住友の3メガバンクは既に手数料無料でサービス提供することを表明していたが、9月30日までに足利、常陽、横浜の3行も手数料無料とすることを発表した。他の銀行はまだ手数料を発表していないものの、6行と同様に無料とする可能性が高い。
参画を表明していた他の16行(GMOあおぞらネット、北海道、七十七、群馬、千葉、きらぼし、北陸、静岡、京都、山口、伊予、西日本シティ、北九州、もみじ、徳島大正、愛媛)は、それ以降に順次サービス提供を開始する。
資金移動業者の動向も注目されたが、当初は1社も参画しない。ただ、複数社がことらへの接続に関心をもっているとみられる。