足利銀、PIF取り扱い開始 企業のSDGs伴走支援

2022.09.30 19:42
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足利銀行は10月3日、ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)の取り扱いを開始する。SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・企業統治)などの観点から取引先企業の活動が環境や社会、経済に与える影響(インパクト)を包括的に分析・評価して融資する。モニタリングを通じ、企業が掲げたSDGsなどに関する目標達成を伴走支援する。


PIFに関する同行のフレームワークが国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)のポジティブ・インパクト金融原則に適合するかの第三者評価は日本格付研究所(JCR)が実施した。指標の達成状況は年1回モニタリング。資金使途は事業資金。融資額は1億円以上、融資期間は3年以上で、金利は同行所定金利。


同行が行う分析・評価(インパクト評価)により特定されたポジティブなインパクトの向上とネガティブなインパクトの低減に向けてKPI(重要指標)を設定し、融資と伴走支援を行う。主に中堅企業での活用を想定している。

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