岐阜信金、子育て私募債を開始 貧困家庭などに寄付
2022.09.27 18:25岐阜信用金庫(岐阜県、好岡政宏理事長)は、10月1日に「ぎふしんSDGs私募債(子育て支援型)」の取り扱いを開始する。SDGs(持続可能な開発目標)の一環として、貧困家庭など多様な境遇に苦しむ子供らに寄付。若い世代の活発な活動を促進し、地域循環につなげる。取り扱い期間は2023年3月末まで。
同商品では、顧客が発行した私募債金額の0.1%相当額を同信金が負担し、市町村や地方公共団体を通じて寄付する。
私募債の取り扱い実績は順調に増え、5月にSDGs私募債を開始したことで22年9月末時点で約25件を実行。21年度実績の11件から倍増ペースで推移している。子育て支援型をラインナップに加えることで、同信金は「子供が安心して、笑顔で暮らせるきっかけになれば」と願う。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%