秋田銀、ESOPを再び導入

2022.09.22 19:26
ES
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

秋田銀行は9月22日、同日開催の取締役会で信託型の従業員インセンティブ・プラン「従業員持株会信託型ESOP」の導入を決めた。2011年度に導入したことがあり、今回が2回目。22年度から中期経営計画をスタートするとともに中・長期的に目指す姿として「秋田銀行グループVISION」を設定しており、その理念実現に向けた取り組みの一つ。持株会の活性化を図り、同行従業員の安定的な財産形成促進、業績向上へのインセンティブ付与による同行の中長期的な価値向上を図る。


同ESOPは、「秋田銀行職員持株会」に加入する従業員のうち一定の要件を満たす人を受託者に「従業員持株会信託」を設定し、持株会信託が同行株式を市場から一括取得する仕組み。株式取得のための資金は、持株会信託が他の銀行から借入れる。信託終了時に株価上昇により売却益相当額があれば従業員に分配。下落により信託内に借入金が残っても、同行が残存債務を弁済するため従業員は負担を負わない。


持株会信託の設定時期や期間、株式の取得内容など詳細は、決まり次第開示する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

寸言 芦田晃輔・秋田銀行頭取
秋田県内金融機関、森林クレジットの販売支援で 自治体などと連携
上小阿仁村との締結式に出席した(左から)北都銀の渡邊幸一・常務執行役員、小林悦次村長、秋田県信組の北林貞男会長(4月30日、北都銀提供)
秋田銀、洋上風力起点に地域振興 27年度支援先500件へ
東北地区地域銀で入行式、トップが訓示 門出を祝う
新入行員代表の答辞を聞く小林頭取(3月28日、七十七銀本店)

関連キーワード

ES

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)