秋田銀、ESOPを再び導入
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秋田銀行は9月22日、同日開催の取締役会で信託型の従業員インセンティブ・プラン「従業員持株会信託型ESOP」の導入を決めた。2011年度に導入したことがあり、今回が2回目。22年度から中期経営計画をスタートするとともに中・長期的に目指す姿として「秋田銀行グループVISION」を設定しており、その理念実現に向けた取り組みの一つ。持株会の活性化を図り、同行従業員の安定的な財産形成促進、業績向上へのインセンティブ付与による同行の中長期的な価値向上を図る。
同ESOPは、「秋田銀行職員持株会」に加入する従業員のうち一定の要件を満たす人を受託者に「従業員持株会信託」を設定し、持株会信託が同行株式を市場から一括取得する仕組み。株式取得のための資金は、持株会信託が他の銀行から借入れる。信託終了時に株価上昇により売却益相当額があれば従業員に分配。下落により信託内に借入金が残っても、同行が残存債務を弁済するため従業員は負担を負わない。
持株会信託の設定時期や期間、株式の取得内容など詳細は、決まり次第開示する。
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