東海財務局、全産業の「下降」超幅縮小 法人企業景気予測調査

2022.09.13 17:14
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東海財務局は9月13日、管内(愛知・岐阜・静岡・三重)の法人企業景気予測調査(令和4年7~9月期)を発表した。全産業の景況判断BSI(現状判断)は、△8.6と、前回調査の△12.5から3.9%ポイント「下降」超幅が縮小した。また10~12月期は0.3と「上昇」超の見通しとなっている。


業種別では、製造業が△25.0から△7.7と「下降」超幅が大幅に縮小。輸送用機械が9.9の「上昇」超と△31.9から大きく改善したことが要因。「上海のロックダウンなどの影響で厳しい状況だったが、半導体も含め物流が徐々に回復してきている」(輸送用機械・中小企業)と地元企業の声を紹介した。一方、非製造業は△9.3と「下降」超幅が5.8%ポイント拡大した。

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