福岡SDGsプロジェクト始動 西日本シティ銀など4社協業
2022.09.09 20:15
西日本シティ銀行は9月9日、西日本新聞社、RKB毎日放送、電通九州と協業し、福岡SDGsプロジェクト「未来をつくろう Make Fukuoka SDGs」を始動した。SDGsに取り組む企業は多いが、その活動があまり知られていないや、知ってもらう方法が分からないという課題の解決に取り組む。
SDGsの目標達成年である2030年に大人になる子供(小学校4~6年生)を25~30人募集。子供たちを未来のリーダーとして主役にし、豊かな感性で企業の魅力を取材、情報発信することで、その企業の成長と地域活性化を後押しする。同行は地元企業を紹介し、西日本新聞社とRKB毎日放送は情報発信、電通九州はより効果的なPRのプランニングを行う。
参加企業は1期(3カ月間)5社で、SDGsの取り組みを合同で紹介する新聞広告を掲載。参加企業のSDGsの取り組み内容を伝える15秒の動画を制作し、RKB毎日放送でCMを放送する。プロジェクトのプラットフォーム(ウェブサイト)などを通じた情報発信も行う。
参加費は、ゴールドプランが協賛金330万円(税別)、レギュラープランは190万円(同)。新聞広告またはスポットのテレビCMを追加発信したい場合は、追加オプションプラン50万円(同)もある。
西日本シティ銀の村上英之頭取は「昨年度SDGs応援ローンが約900件、SDGs私募債は約370件の利用があるほど、企業の意識は高まってきている。プロジェクトを通じ、SDGsの取り組みがより活発になるように応援していきたい」と語った。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定