(お知らせ)FIT大阪始まる 会場に活気 一部セミナーは満席
2022.09.08 10:34
西日本最大の金融ITフェア「FIT大阪2022(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など13団体、協力=大阪銀行協会、しんきん大阪システムサービス)が9月8日、グランフロント大阪(大阪市北区)で開幕した。3年ぶりに関西地区の行政、金融団体トップらによるテープカットが行われ、開幕を彩った。

出展社数は39社、セミナーは翌9日までの2日間で25セッションを企画している。今回のテーマは、「地域×金融―デジタルで創る『強い現場』―」。地域金融機関にとって最大の使命である地域活性化の実現に、営業現場の強化は不可欠。金融機関の業務プロセス改革や安全性向上などに役立つソリューションを展示とセミナーで提案する。システムを導入・活用する金融機関が講師に立つセミナーが多いのも特色。初日は、警察庁による基調講演「サイバー情勢の今~金融業界も狙われている~」のほか、16時から、ちいきん会による基調講演「ちいきん会から広がった、行政・金融機関の有志による地域貢献取組事例」を行う。

セミナーは初日に10セッションを予定し、BIPROGY社のセミナーは既に会場聴講が満席になっている。久しぶり催される大規模展示会に、来場者も先端技術を提案するベンダーも活気にあふれる。会場は感染症防止対策を徹底し、セミナーは人数制限を設けて実施する。