北国FHD、評価・人事の変革解説 書籍を発刊
2022.08.31 05:03
北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は8月31日、これまで取り組んできた業績評価や人事制度の変革、人材育成についてまとめた書籍を発刊する。杖村修司社長ら役職員が執筆した。金融機関をはじめ他社から問い合わせが多いテーマを取り上げ、余すところなく記した。
タイトルは「人財のブラッシュアップが企業と地域を元気にする」。「ノルマ廃止」の言葉が独り歩きしたことによる社内外の混乱や、3月に導入した「キャリア型」と呼ぶ新人事制度の仕組み、早くから取り入れた「リカレント教育」などを分かりやすく解説している。
子会社CCイノベーションによる地域企業における人材育成や、人事制度のコンサルティング事例も実名で紹介。「規模に関係なく変革できることを知ってほしい」(担当者)としている。
同社の書籍として4冊目。子会社が運営するEC(電子商取引)モール「COREZO(コレゾ)」で販売するほか、石川県内のうつのみや書店で取り扱う。紙版だけでなく、電子版も発刊。合わせて、「コミュニケーション✕コラボレーション✕イノベーション」など既刊の3冊も電子化して発売する。