日田信金、電子宿泊券発行 スマホアプリ活用
2022.08.25 19:04日田信用金庫(大分県、梶原智敏理事長)は9月1日~11月30日と、12月9日~2023年2月28日、スマートフォンを活用した電子宿泊券と電子商品券を発行する。九州電力のシステム基盤を利用し、同信金のスマホアプリ「ひたpay」を使って購入から精算、決済まで行う。
日田商工会議所の委託事業で、同信金が日田市プレミアム付商品券発行実行委員会の「水が磨く郷ひた旅キャンペーン」の事務処理を受託した。
今回、ひたpayから2000円をチャージすると、日田市内で利用できる電子宿泊券5000円分の「一般枠」と、20年7月豪雨で大きな被害を受けた天ヶ瀬地区に限定した電子宿泊券6000円分の「天ケ瀬復興枠」を設定。どちらも同市で登録した飲食店などで使用できる電子商品券2000円を付与する。
利用者は店頭のQRコードを読み取り、決済する。売り上げ代金は、精算日の4営業日後に店側の指定口座に入金する。精算は日田市内の金融機関でできるが、受け取り口座を日田信金に指定すると、手数料が無料になる。