MUFG、投資レポート高度化 特化チームを設置

2022.08.25 18:59
資産形成 富裕層取引
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)および三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8月25日、富裕層向け資産運用アドバイスで活用するハウスビュー(投資見解)レポートを充実させると発表した。リサーチ部門から独立した形で特化チームを設置。米モルガン・スタンレーの情報や知見を取り入れて情報の質を高める。


ハウスビューは経済や金融情勢を所属する専門家が分析し、投資判断の参考資料とされるもの。MUFGは毎月、独自の投資戦略レポート「Global Macro & asset allocation Perspectives」(GMAP、約40㌻)にまとめている。


GMAPの拡充のため、今後は三菱UFJモルガン・スタンレー証券のリサーチ情報や知見を中心から、米モルガン・スタンレーとモルガン・スタンレーウェルスマネジメントビジネスなどの情報を活用して策定する。


組織体制は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のリサーチ部からGMAP作成に特化するチームを独立させ、「ウェルスマネジメントリサーチ部」として新置。同部を管理する「MUFGウェルスマネジメント(WM)リサーチ部」も設置した。


MUFGWMリサーチ部は、外部委員で構成する「アドバイザリーボード」を新設。GMAP策定過程のモニタリングを行うほか、年間運用報告や次年度方針の改善点などをアドバイスする「年次総会」を主導する。

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