富士通、新型ATM扱う シンプルな操作性を実現
2022.08.23 04:46
富士通は8月22日、新型ATM「FACT-X」の取り扱いを開始した。現行型をフルモデルチェンジし、シンプルな操作性とスマートなカラーガイドを採用。第一弾で長野県信用組合に導入されたほか、七十七銀行でも稼働を予定している。
主な特徴は①シンプルかつスマートなハード②機能選択や拡充の容易さ③リモート保守サービス。足元のスペースを広く確保し車いすを利用する顧客に配慮したほか、ハードと画面でガイドの色を共通化し、外国人でも使いやすく設計した。今後、帳票の読み取りや本人確認といった窓口業務のATMシフトや、スマートフォンとの連携にも対応していく。導入先金融機関の戦略に合わせて仕様を調整する。
同社では、金融機関のビジネス変革に合わせ、ATMの新しいあり方として現金から顧客接点の強化などへのシフトに取り組む。「新たなタッチポイントとしてATMを使ってもらうことで、サービス向上とチャネル改革を提供していきたい」方針だ。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト