短期金融市場でコールレートが高止まりしている。資金の主な出し手(貸す側)だった大手行の資金供給が急減したため。日本銀行の新型コロナオペの制度縮減で、日銀当座預金にゼロ金利で置ける枠(マイナス金利が適用されない「ゼロ金利枠」)が、大手行で拡大したことが主因とみられる。
無担保コール翌日物レート(加重平均)は7月以降、マイナス0・01%を上...
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