JICC、開示手続きスマホで完結 来社や郵送不要に
2022.08.16 18:44指定信用情報機関の日本信用情報機構(JICC)は9月2日、信用情報開示のスマートフォン対応を開始する。来社や郵送が不要になり、開示手続きの利便性を向上させる。
同日から、専用アプリで開示申し込みから結果の確認まで完結する「スマホ開示」サービスを取り扱う。これまで申し込みはスマホに対応していたが、結果は窓口または郵送で渡していた。現在はコロナ禍の影響から窓口の手続きを一時的に休止しており、スマホ対応はスピード向上やアクセス性の確保につながる。
手数料は税込み1件1000円で、クレジットカードやコンビニ払いなどに対応する。本人確認書類の紛失や盗難にあった場合、JICCが保有する信用情報に登録することで悪用を未然に防ぐ「本人申告コメント」サービスもアプリから登録や削除が可能になる。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%