京葉銀、AIチャットボット導入 650の質問・回答を反映

2022.08.10 20:01
AI
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京葉銀行は8月10日から、ホームページ(HP)にAI(人工知能)チャットボットを導入した。取扱商品やサービス、手続きの不明点や詳細に関する問い合わせに自動回答する。「リアルな声を常に把握することで、顧客の利便性向上を目指す」(デジタルビジネス推進部)考え。


採用したのは、PKSHA Workplace(パークシャ・ワークプレイス)が提供する自動対話エンジン「BEDORE Conversation」。トップページの右下にチャット画面につながる専用アイコンを常時配置し、スマートフォン画面にも対応している。 


チャット画面では、個人・法人向けにそれぞれ「よくある質問(FAQ)」を表示。個人利用者は、①口座開設②インターネット・アプリ関連③ローン商品④各種手続き⑤ATM――のいずれかを選択することで詳細な情報にたどり着ける。


下段の入力フォームは打ち込まれた単語や質問内容をAIが解析し、統計的に確率の高い質問を予測して上位に表示する。


サービス開始に向けては2~8月に既存FAQを精査し、最終的に約650個の質問・回答を準備した。今後は、顧客の利用状況や質問内容を定期的に確認して運用。「時期によって問い合わせが多くなると予想される質問や、期間限定のキャンペーンなどもチャットボットで伝えたい」(同部)と、定期的にカテゴリーの入れ替えも行う。

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