セブン銀傘下のACSiON、サイバー犯罪対策で警視庁と連携
2022.08.09 04:41
セブン銀行傘下のACSiONは8月8日、警視庁と「サイバー犯罪共同対処協定書」を締結した。サイバー犯罪対策や捜査における連携を強化する。
同社は不正検知プラットフォーム事業やフィッシング対策事業を展開している。セブン銀がこれまで培った金融犯罪対策のノウハウや、全国約 2万6000 台の ATM ネットワーク、フィンテックを活用したソリューション構築力を活かし、不正利用の未然防止に係るサービス提供に努めている。
協定書は、サイバー犯罪の認知時の通報や、被害防止に関する情報共有、捜査協力、被害拡大防止対策などについて定めた。
同社は、事業で蓄積されたサイバー犯罪に対する知見や不正検知技術、国内の金融機関を含めた数多くの事業会社へのフィッシング対策サービスなどの導入実績が評価され、今回の協定締結に至った。