3年ぶり「さんさ踊り」、盛岡市の3行1信金が参加
2022.08.04 04:48
「3年ぶりの盛岡さんさ踊りを盛り上げよう!」。岩手県盛岡市に本店を構える地域銀行と信用金庫は、8月1日から開催されている「盛岡さんさ踊り」に参加した。東北銀行と盛岡信用金庫は2日、岩手銀行と北日本銀行は3日、市中心部の会場約500メートルを行職員が踊りながらパレードした。
盛岡さんさ踊りは、「サッコラ(幸呼来)チョイワヤッセ」の掛け声とともに踊り手が舞い、太鼓が打ち鳴らされる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は例年より規模を縮小して行われている。
岩手銀と東北銀はそれぞれ約100人、北日本銀は約65人、盛岡信金は約90人が参加した。岩手銀は行員有志の「さんさ踊り同好会」が参加。東北銀と盛岡信金は揃いの浴衣を新調した。東北銀はネイビーブルーの生地にイメージキャラクターの「キキ&ララ」をあしらった浴衣、盛岡信金は水色と黄色の色鮮やかな浴衣で踊りを披露した。北日本銀はコロナ禍で練習時間が限られたため、踊りなれたベテランを中心に参加。

3日にパレードした岩手銀の岩山徹頭取は「さんさ踊りに参加するのは20数年ぶり。コロナ禍で行員の練習時間は短かったが頑張ってくれた」と述べた。同日参加した北日本銀の石塚恭路頭取は「さんさ踊りは絶やしてはいけない大切な文化。開催できてよかった」と語った。
盛岡さんさ踊りは4日まで開催。
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