北海道銀・遠軽信金など 共同窓口設置で協定 信金店内で銀行手続き
2022.08.03 18:59
北海道銀行と遠軽信用金庫(北海道遠軽町、島田光隆理事長)、SocioFuture(ソシオフューチャー、旧日本ATM、東京都、菅原彰彦社長)は8月2日、遠軽信金本店で共同窓口開設の協定を締結した。
共同窓口は2023年4月3日、同信金中湧別支店(北海道湧別町)内に設ける。予定される同行の共同窓口は、22年8月8日の北海道信用金庫寿都支店(北海道寿都町)、同年11月7日の伊達信用金庫虻田支店(北海道洞爺湖町)に続き3例目となる。
同信金中湧別支店で、ソシオフューチャーのシステム活用して北海道銀顧客の住所変更やキャッシュカード・通帳の再発行などが可能になる。北海道銀中湧別支店は23年4月3日に北見支店(北海道北見市)内に移転する。同日、北海道銀ATMも同信金中湧別支店に設置する。締結式に出席した北海道銀の齊藤勝副頭取は「本スキームの活用で可能な限りのサービスを提供する」と話した。
島田理事長は「地域の金融サービス維持に欠かせない取り組み。課題には柔軟な発想で対応したい」と。菅原社長は「スキームが円滑に稼働するよう努める」とした。