足利銀が地域商社の設立式　社名やロゴなど発表

足利銀行は8月3日、栃木県内の企業3社との共同出資により設立した地域商社「コレトチ」の設立式を同行本店で開き、社名やロゴマークを披露した。

清水和幸頭取は「新事業領域への取り組みを担うもので銀行にない強みやノウハウを持った事業者との協業は時機を得たもの」と評した。

コレトチは8月2日に資本金1億円で設立。同行が68％、下野新聞社が12％、鈴木印刷とウェブサイト制作会社カテルがそれぞれ10％を出資した。

代表取締役は美藤文人氏（99年足利銀入行、野村証券投資情報部出向、栃木県地域振興課出向などを経て営業推進部審議役。45歳）が務める。所在地は足利銀行本店4階。当初スタッフは6人。

社名は、〝集める〟のコレクトや〝栃木〟を表現した。主な事業内容は①地域産品の販売事業、新商品開発支援事業②EC（電子商取引）運営事業――など。