千葉銀のベンチャー育成基金、5社に助成金1500万円

2022.07.29 20:38
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助成金交付式で事業を紹介する「いぬいくら」の小林忠祐社長(7月29日、千葉銀本店)

公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金(米本努理事長=千葉銀行頭取)は7月29日、千葉銀本店で2022年度上期助成事業の交付式を行った。今回は5先に助成金(計1500万円)、2先にオフィスなどの家賃補助金(年間計110万2千円)を交付した。


千葉県内のベンチャー企業を支援する取り組みで、98年度に開始し今回で48回目。助成金には31件、家賃補助金には7件の応募があり、新規・独自・将来性や事業化の可能性などを評価し選定した。


助成先に選ばれたのは、①“見える”がん治療薬の製造・販売を目指す「リンクメッド」②IoT(モノのインターネット)技術でサウンドチューニングアプリケーションを開発した「A&Mグループ」③「アクアポニクスを活用した希少海苔製販」の一貫体制構築を図る「いぬいくら」④千葉発ドッグフードブランドを展開する「INO」⑤シニア層の日本人と外国人のオンライン交流で就労や高齢化社会などの社会課題解決を図る「Helte」――の5社。


米本理事長は交付式で、「いずれも独創的なアイデアと開発力による画期的な事業。交付を一つの契機に更なる発展を遂げてほしい」と期待を述べた。これまでの交付実績は、助成金が236件・7億2100万円、家賃補助金が126件・6740万円。

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