三井住友銀、成年後見人を支援 月額990円で一元管理
2022.07.28 04:38
三井住友銀行は7月29日、成年後見人の財産管理をサポートする新サービスを開始する。専用サイトを通じて、被後見人の財産情報の一元管理や、裁判所に提出する報告書作成が効率化できる。利用料は被後見人1人当たり月額990円。
国内顧客が対象で、同行の店舗窓口で申し込む。同行によると、成年後見人は被後見人の財産管理を紙で管理しているケースが多いという。新サービスは簡単な操作で日々の収支や残高の変化を登録でき、サイトに情報を一本化する。
専用サイトは、マネーツリーの資産管理サービスとAPI(データ連携の接続仕様)連携しており、複数口座の残高や明細を自動更新することもできる。東京家庭裁判所の書式に合わせて報告書を作成し、必要情報を転記する機能を備える。今後は対応する裁判所を拡大する。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手