三井住友海上プライマリー生命、生前贈与型保険が 累計20万件突破
2022.07.25 18:16三井住友海上プライマリー生命保険は7月25日、生前贈与型保険「やさしさ、つなぐ」シリーズの累計販売件数が20万件を突破した。
同商品は2016年8月に販売を開始。3年後の19年9月には10万件を超えるなど、順調に契約件数を伸ばしてきた。現在は、地域銀行や信用金庫など128機関で取り扱い、累計販売額は2兆4400億円を超える。
販売が堅調な要因は、同保険の活用によって円滑な資金贈与が可能になる点。通常、子や孫へ定期贈与を行う場合は贈与契約書の作成が必要だが、同商品を利用すれば不要になる。そのため、贈与税の基礎控除枠で計画的に資金を譲り渡したいと考える高齢顧客に支持されている。
21年4月には、資金贈与日を子どもの誕生日などに指定できる機能を導入するなど、顧客ニーズに沿った商品拡充も好評の一因とみている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%