三井住友FG、トークンビジネスラボ設置 HashPortと協業検討
2022.07.23 04:50
三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友銀行は7月22日、HashPortグループとNFT(非代替性トークン)などトークンビジネスでの協業へ向けて協議開始の基本合意を結んだと発表した。次世代のインターネット技術とも呼ばれる「Web3・0」分野で、多くのプレーヤーを巻き込んだエコシステム構築への足掛かりとする。
具体的には、両グループの知見を融合した「トークンビジネスラボ」を設置。トークンビジネス推進に係る調査・研究、実証実験に取り組む。同ビジネスを検討する顧客に対して事業化支援やコンサルティングを実施するとともに、SMBCグループによるトークンビジネスの展開を検討する。
将来的には、NFTを管理・保管するデジタルカストディなど機能整備を進め、国内のトークンビジネス普及に貢献する。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 春の叙勲 金融界から24人
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高